『強迫性障害』
どうも、takopa(たこぱ)です。
皆さんは、外出先でふと「家の鍵かけたかな?」「鍋の火をけしたかな?」と気になったことはないでしょうか?
誰しもが、意識せず行った行為について、後から心配することはあります。
しかし、不安で何度も確認を繰り返し、外出が遅れる、あるいは外出したくなくなるようだと
強迫性障害かもしれません。
本日は、『強迫性障害』をご紹介します。
【強迫性障害とは】
強迫性障害とは、不安感や不快感から強い苦痛を起こす「強迫観念」と、それを打ち消すための行為「強迫行為」があります。
例えば
「手が汚れているのではないかと気になって仕方がない」(強迫観念)
「手を一日に何度も何度も洗う」(強迫行為)
この二つがそろった状態の時に初めて「強迫性障害」と診断されます。
普通の人なら、多少は気になってもすぐに忘れてしまうような不安が、強迫性障害の場合、脳内で繰り返し生じ、それに反応した強迫行為を止めることができません。
この疾患の特徴は、自分の行動が「おかしい」「こだわりすぎ」など自覚症状があることです。
程度が酷くなると、「周囲の目が気になる」「自分は変だ」「周囲から変だと思われる」という恐怖から、日常生活に支障をきたし、行動範囲が狭くなったり、引きこもりの原因になることもあります。
強迫性障害になる原因ははっきりとは解明されていませんが、脳内の神経伝達物質であるセロトニンが関係するのではないかと言われています。
治療には、抗うつ薬や抗不安薬などの薬物療法や精神療法により日常生活に支障がないレベルまで症状が改善されるようになりました。
もし自分が、強迫性障害かもしれないと思ったら一度、心療内科や精神科での相談をしてみてはいかがでしょうか。
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『演技性パーソナリティ障害』
どうも、takopa(たこぱ)です。
あなたの周りに、異性の気を引くことばかり考えている人はいませんか?
もちろん特定の相手に気があるなら別ですが、複数の異性を相手に誘惑的な言動をとっているとなると、その人は演技性パーソナリティ障害かもしれません。
本日は『演技性パーソナリティ障害』をご紹介します。
【演技性パーソナリティ障害とは】
役者が演技をするかのごとく、周囲に対して過度に自分をアピールするという人格障害です。
無意識のうちに、他人との関係で役柄を決め、それを演じてしまうこともあります。自分が常に注目の的になっていないと気がすまず、それが叶わないと途端に泣いたり、周囲を非難したりすることがあります。
また、外交性ばかりが強く、アイデンティティがしっかり確立されていないため、他人の影響を受けやすいといった一面もあります。
9対1の割合で女性に多く見られ、不適切なほど性的な誘惑をしたり、他人を挑発したりします。
演技性パーソナリティ障害の人は、他人と比較されたり、差別されたりといった生育歴を持つことが多く、「見放されたくない」「守ってほしい」といった気持ちが過度のアピールを生むようです。
【発症の原因】
演技性パーソナリティ障害の発症原因は明らかになっていません。
幼少期の教育環境や、個人の性格的要因が関係するといわれています。
また、演技性パーソナリティ障害は成人期早期までに始まり、年齢とともに症状が治まっていく傾向があります。
【演技性パーソナリティ障害の治療法】
本人は問題意識を持っておらず、自分の本当の感情に気づかないことが多いため、精神療法による内的感情の解明が重要とされています。
気分の落ち込みが激しいときは、抗うつ薬、不安感が強いときには抗不安薬など、個人差によって薬物療法を用いることもあります。
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『摂食障害』(拒食症・過食症)
どうも、takopa(たこぱ)です。
現代は痩せた女性がもてはやされる時代です。
ダイエットを考えたことがない人の方が珍しいかもしれません。
しかし、無理なダイエットは体重の減少とともに様々な障害をもたらし、同時に心理的もかなり偏った状態になることもあります。
本日は、『摂食障害』(拒食症・過食症)をご紹介します。
【摂食障害とは】
食事の量や食べ方など、食事関連の行動の異常が続き、自身の体重や体型の捉え方を中心に、心と体の両方に影響が及ぶ病気をまとめて摂食障害と呼びます。
【摂食障害の症状】
女性の多くは「痩せ願望」を持つ人が多く、食事制限で体重を減らすダイエット方法がよく用いられていますが、極端になるとほとんど何も食べない「拒食症」(神経性無食欲症)になります。
体重の減少と共に疲れやすくなったり、筋力低下や倦怠感、そして女性の場合には無月経になるなどの深刻な症状が表れます。
また、逆に環境の変化やストレスにより無理してたくさん食べてしまう「過食症」(神経性大食症)にかかる場合もあります。
食べている間は自分をコントロールできず、食後に肥満に対する恐怖から嘔吐や下痢などの症状がでます。
このような、拒食や過食を『摂食障害』と呼びます。
【発症の原因】
主に10代後半から20代の女性に多く見られますが、男性の発症も珍しくありません。
最初のきっかけは周囲の人に体型のことを指摘された、痩せて「可愛い」などと褒められた。など些細な出来事であることも多いです。
しかし根本には、社会・文化的要因、心理的要因、生物学的要因と、様々な要因が滞在しており、それらが複雑に絡気会って発症されると考えられています。
また、自己権をや抑うつとの関係が深いといわれています。
【摂食障害の治療方法】
本人が病気という自覚がないため治療が難しいとされています。
治療の最終目標は、背景に隠れている様々な心理的な不安を軽減し、そのうえで毎日3食の規則正しい食生活の習慣を身につけ、自分に適した体重管理ができることです。
まず最初に病気であることを自覚させ、認知的療法や精神療法、抗うつ薬などの薬物療法を用いて治療を行います。
また、家族に状態を説明して治療に協力してもらうのも効果的です。
ただし、本人の気持ちを理解し相手に寄り添った援助の姿勢が必要です。
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言葉づかいや会話の癖から分かる対人関係タイプ
どうも、takopa(たこぱ)です。
言葉づかいからは、あなたの対人関係の癖が表れます。
また、会話の癖からはその人の深層心理が表れます。
それぞれ、どのような特徴があるのか、、、
本日は『言葉遣いや会話の癖から分かる対人関係タイプ』をご紹介します。
【親しくなっても敬語を使う人】
・自己防衛タイプ
・他人への警戒心が強い
・目上の人や地位の高い人だから
・相手に好意をあまり持っていない
このような原因が考えられます。
他人への警戒心が強いというのは、他人との関わりを恐れ、常に距離を置いている状態です。相手がコミュニケーションを取り歩み寄ってきても、壁を作り他人行儀になってしまうのです。
丁寧すぎる言葉遣いをする人は、自分に強いコンプレックスを持っていることもあります。
またこのようなタイプの人は、他人の話を聞くだけで自分からは話さない人が多い傾向があります。
本当は、人一倍話したいのに、「嫌われたらどうしよう」「この話してもつまらない」などいろいろなことを考え躊躇し話さないケースが多く、このような人は根っこでは寂しがりやなタイプです。
【すぐにタメ口や馴れ馴れしい言葉遣いをする人】
・相手を見下している
・他人への警戒心がない
・目上の人や地位の高い人との接点があまりないから
・人との距離感がつかめていない
今まで人から裏切られたことや、対人関係で傷ついたことがない人は、相手に対して親し気な態度をとる傾向があります。
相手が自分のことをどう思っているのか、どのような関係性を築いていくのがベストか関心がありません。
ただ、このようなタイプの人は相手から親し気な態度で接しられても気分を害したりすることはないので、気の合う人からすれば、開放的で親しみやすいと思ってもらえるでしょう。
言葉づかいや、会話の癖からその人の印象は決まってしまいますので、臨機応変に意識することを心がけましょう。
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『ジョハリの窓』
どうも、takopa(たこぱ)です。
自分のことは自分が一番知っているようでいて、意外に見えていないことがたくさんあります。自分で思っている性格と他人から見たあなたの性格が全く違うこともあります。
今回ご紹介する『ジョハリの窓』を使えば、自分を客観的に見ることができ、あなた自身も褒め上手になることができるでしょう。
【ジョハリの窓とは】
ジョハリの窓とは、自分と他人との間にある認識のズレを把握するための自己分析方法のことで、言葉の由来は、アメリカの心理学者ジョセフ・ルフトとハリー・インガムの二人の名前を組み合わせたものです。
ジョハリの窓は「自分のことは自分が一番よく知っている」と思い込んでしまいがちな盲点を明らかにするものです。
ジョハリの窓では自分の特性について4つの窓に分類します。
・開放の窓
自分も他人も知っている部分
・秘密の窓
自分は知っているが他人は知らない部分
・未知の窓
自分も他人も知らない部分
・盲点の窓
自分では気づかないが他人は知っている部分
もしあなたが人間関係に悩んでいるなら、開放の窓を広げましょう。自分をさらけ出すことで、相手の信頼を得やすくなります。
盲点の窓は、仲の良い友達や恋人、家族に自分の性格を聞くことで知ることができます。この盲点の窓を知ることで「他人から○○と思われているかもしれない」「自分には、そういう一面があるかもしれない」と思えるようになり開放の窓の領域が広がります。
それにより、認識のズレが軽減されることでコミュニケーションが円滑になり、対人関係によるストレスも軽減されることになります。
また、相手に気に入られたい、好かれたいなら相手の「盲点の窓」を褒めてあげましょう。
人を褒めるのが下手な人は「開放の窓」ばかり褒めているのです。
この窓は自分も他人も知っている部分なので、褒められ慣れている部分なのでそんなに嬉しくありません。
つまり、自分では気づかない「盲点の窓」を褒めることで、相手は自分の意外な一面に気づかされ、その人のことが気になる存在になり「特別な人」と思ってしまうのです。
このようにジョハリの窓を使うことで効果的な他人の意見を取り入れる自己分析ができるため、自分では気づかなかった新しい自己の発見に繋がることもでき、尚且つ褒め上手になり相手に好かれこともできますので是非、活用してみてはいかがでしょうか。
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『ディドロ効果』
どうも、takopa(たこぱ)です。
皆さんは、あるブランド物の服を買ったら、財布や小物なども同じブランドに揃えたいと思ったことはありませんか?
そのような心理を『ディドロ効果』といいます。
今日は、そのディドロ効果をご紹介します。
【ディドロ効果とは】
ディドロ効果とは、自分が気に入ったアイテムを購入すると、そのアイテムに合わせた雰囲気のもので統一したくなる心理現象です。
Apple製品で例えると分かりやすいですね。
携帯がiPhoneだとAirPods、iPad、Applewatch、Macbookなど同じ製品で揃えたくなりませんか?
ブランドの独自性が高いほどリピートする人が多くなるので、このディドロ効果はマーケティングで利用されています。
【ディドロ効果の由来】
フランスの思想家、ドゥニ・ディドロが書いたエッセイにちなんで文化人類学者、グラント・マクラッケンによって定義付けられました。
そのエッセイでは、ドゥニ・ディドロはある日、高級な洋服をプレゼントされました。
あまりにも美しい洋服なので自分の部屋には合わないと思い、家具や書斎、洋服、すべて見合う美しいものに買い替えた。すると高級な部屋になったがお金が無くなり絶望した。
ディドロはそのエピソードを「私の古い洋服手放したことの後悔」というエッセイを書きました。
そのエッセイを見たグラント・マクラッケンが「新しいものを買ったらそれに見合ったほかの物を買ってしまう」を「ディドロ効果」とたとえたのが由来です。
ディドロ効果とは、身の回りを「自分の理想なモノ」で統一させたいと感じる心理作用です。人の本質的に持っている「一貫性の法則」の原理が働くため起こる効果です。
『一貫性の法則』について詳しく知りたければこちらをチェック!!
このディドロ効果をマーケティングに活用すればリピーターやファンが生まれやすくなり、消費者はこの効果を知っていれば無駄な買い物、出費が抑えられますので是非活用してみてください。
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