『ヒューマニズム』

【ヒューマニズムとは】

まず、「ヒューマニズム」と調べると下記のように書かれています。

 人間性称揚しさまざまな束縛抑圧による非人間的状態から人間の解放目ざす思想

㋐「人文主義」に同じ。

17~18世紀イギリス・フランスで、普遍的な人間性認めいくつかの市民革命指導理念となった思想市民的ヒューマニズム。

新人文主義ネオヒューマニズム

資本主義による人間自己疎外から人間性回復目ざすプロレタリア階級運動社会主義的ヒューマニズム。

 人道主義

出典:デジタル大辞泉(小学館)

簡単に言えば、「神様ではなく人間を大事に尊重しよう」とする考えです。

英語で「humanism」と表し

「human」=「人間」、「ism」=「考え方」で「humanism(ヒューマニズム)」

直訳すると「人間の考え方」です。

 

また

・「人文主義(古代文学に戻って、人間らしさを取り戻す考え)」

・「人道主義(人間らしい価値や尊厳を重視し、平和を目指す考え)」

ともいいます。

 

 

『レイシスト』

皆さんは、ニュースや授業などで「レイシスト」というワードを耳にしたことはありませんか?

この「レイシスト」というワードで不快な思いをしている人が多数います。

本日は「レイシスト」とは一体何なのかを簡単にご紹介します。

【レイシストとは】

レイシストとは、人種差別主義者という意味です。

生まれつきの肌や目、髪の色などによって分類されている「人種」を理由に差別的な言動を行う人のこと。

 

「レイシスト」の語源は英語の「racist」が由来です。

「racist」は「人種」という意味の「race」から派生した言葉です。

「race」に「人」を表す接尾辞「ist」をつけて「racist」=「レイシスト」

こうして、「racist(レイシスト)」が生まれたのです。

「レイシスト」の同義の言葉には

・人種差別主義者

・人権主義者

などがあります。

また、「レイシスト」の対義語として

ヒューマニズム

・博愛主義者

があります。

 

 

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『サイコパスとソシオパス』

『サイコパス』『ソシオパス』この言葉をご存じでしょうか?

サイコパスは聞いたことがあるがソシオパスは知らない人が多いのではないでしょうか?

本日はサイコパスとソシオパスとか何なのか、そしてその違いを簡単にご紹介します。

【サイコパスとソシオパスとは】

サイコパスとソシオパス、どちらも基本的に同じ意味で「反社会性パーソナリティ障害」という精神病者のことです。

一般人と比べて著しく偏った言動を行い、対人コミュニケーションに大きく支障をきたすパーソナリティ障害の一種です。

特徴として

・平気で噓をつく

・良心の欠如

・罪悪感がない

・他人に興味がない

・口が達者

・利己的で自己中心的

などが挙げられます。

サイコパスとソシオパスの違いは何なのか?

簡単に言うと  

「サイコパス:先天的:精神病質者」

「ソシオパス:後天的:社会病質者」

ということです。

先天的のサイコパスは生まれつきの遺伝的であり、後天的のソシオパスは非遺伝的で幼少期の家庭環境などの影響で人格が形成されたといえます。

「サイコパス」と「ソシオパス」はどちらも共感性や良心の欠如といったマイナスな面が挙げられますが、カリスマ性や魅力的といった特徴も挙げられます。

 

あなたの身近にも「サイコパス」や「ソシオパス」はいます。

この人、もしかしたらそうかも。。。

と思ったら、自分を守るためにも適度な距離を保ち深く関わらないことをおススメします。

 

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『メタ認知』

 

どうも、takopa(たこぱ)です。

皆さんは、自分自身のことを客観視することができますか?

自分自身を客観視する能力は、人とコミュニケーションをとる際や、社会へ出て仕事をする際に非常に重要となるスキルです。

この自分自身を客観的に認知する能力を『メタ認知』と言います。

本日はこのメタ認知をご紹介します。

【メタ認知とは】

 

メタ認知とは、自分の認知を客観的に捉えること。
つまり、自分の認知を認知することです。

メタというのは「より高次の」という言葉で、認知とは「知覚や思考、行動」のことをいいます。

メタ認知の力を向上させることで自分自身を冷静に客観視することができます。

その結果、自分の感情や思い込みに左右されず行動したり、適切な状況判断することが可能になります。

近年では、ビジネスシーンにおいて有効なスキルとして考えられるようになり、

あらゆる企業においても、「メタ認知」は人材育成の観点で注目を浴びています。

 

メタ認知は、1976年にアメリカの心理学者のジョン・H・フラベルが定義した概念

「メタ記憶」が基本となっています。

そのあと、メタの概念の研究がさらに進み、〝理解への理解〟である「メタ理解」や

〝注意を注意する〟という「メタ注意」といった言葉に発展します。

 

また、〝メタ〟という概念の起源となっているのが、古代ギリシャの哲学者・ソクラテスが提唱した「無知の知」という概念です。

その意味は、「知らないことを自覚している」ということで、哲学の出発点と言われている有名な考えです。

この「自分は知らないことを認知している」という考えが『メタ認知』に繋がっています。

 

メタ認知が高いと、人は冷静に行動することができ、物事を戦略的に判断することができます。

メタ認知が高い人の特徴として

・物事の本質を捉えるのが得意

・冷静な判断と行動ができる

・自分の長所と短所がわかる

 

また、メタ認知が高いことで生じるデメリットもあります。

それは、「考えすぎて行動できなくなる」ことです。

メタ認知はかなりの思考力を使うため、度を超えると考えることから抜け出せなくなり、行動できなくなったり注意散漫になってしまうことがあります。

考えることもほどほどに上手にメタ認知を高めていきましょう。

 

メタ認知を高める方法として

・モニタリング

・マインドフルネスや瞑想

などがあります。

まずは感情的になった時に、まずはそのことに気づくことから始めてみましょう。

「今、自分は怒っている。なぜ怒っているのか」

「今、自分は喜んでいる。なぜ喜んでいるのか」

このように、一旦落ち着き考えていくうちに「メタ認知」を高くしていくのです。

 

 

メタ認知が高いと、物事を冷静に判断することができ、集中力が高いため仕事も効率的に進めることができ、良い対人関係も築くことができます。

メタ認知を高めることによって自分に自信がつきますので、メタ認知を高めて上手に活用してみてください。

 

 

 

 

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『心理アセスメント』

 

どうも、takopa(たこぱ)です。

 

心に問題を抱えている人の悩みを解決するために欠かせないもの、それが

『心理アセスメント』です。

一般的にあまりなじみのある言葉ではないため、よくわからない人が多いと思います。

本日は『心理アセスメント』をご紹介します。

【心理アセスメントとは】

アセスメント(assessment)とは、評価、査定、調査、鑑定、診断などの意味を持つ言葉です。

心理アセスメントとは、面接や観察、心理テスト等を通して、相手の抱えている問題や悩みを様々な視点から捉え、理解することです。

医学で言うところの診断とは少し違い、相手の側面だけではなく、その人らしさや、行動や性格の特徴、潜在的可能性を捉えた全人格的な理解に努めることです。

相手の未来を左右する可能性があるので心理アセスメントは慎重に行われます。

 

手続きとして

受理(依頼者の基礎情報を把握し、申し込みを受け付ける)

アセスメントの判断(受理で得られたクライエントの情報をもとにアセスメントを計画する)

情報収集(対面での面接、行動観察、心理テストを行い必要な情報を得る)

情報処理(情報の分析、結果をもとに問題を解釈し、今後の方針を立てる)

結果報告(今後の方針を必要に応じてクライエントや依頼者に報告する)

 

心理アセスメントを行うときには様々な手法を用いられます。

 

   面接法・・・相手と直接会話しながら悩みの要因を引きだす手法

 行動観察法・・・相手の行動を観察して様々な視点から分析する手法

心理テスト法・・・様々なテストを行うことで相手の状態を診断する手法

 

特に有名な心理テスト法として知られるのは、図形などを見してそこからどのようなものを想像するのかというロールシャッハー検査やバウムテストといった投影法や、就職活動などでも用いられる「内田・クレペリンテスト」などです。

 

注意点として「心理アセスメント」では、クライエントに関する様々な情報を収集します。

そのため、クライエント本人から積極的に話をしてくれるような信頼関係を築きましょう。

また、本人の主観的な意見や考えと、行動や心理テストから得られた客観的な情報をしっかりと区別して整理しましょう。

当然ですが、心理アセスメントで得られた情報は、クライエント本人の同意なしには絶対に漏らさないようにしましょう。

クライエントのプライバシーを守るため、情報の管理にも十分な注意が必要です。

 

 

 

 

 

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『リフレーミング』

 

どうも、takopa(たこぱ)です。

 

なんとなく自信が持てず、否定的に考え、卑屈になり悪い方に考えてしまう。

そんなことはないでしょうか?

これは、ネガティブな自動思考に陥っているのです。

本日は、物事をポジティブに変換する賢い声掛け、『リフレーミング』をご紹介します。

【リフレーミングとは】

 

リフレーミングとは、物事を見る枠組み(フレーム、frame)を変えて、違う角度の視点で改め(re)、ポジティブに解釈できる状態になることです。

簡単に言うと、ポジティブな言い換え!

つまり、ポジティブ変換(リフレーミング)です。

欠点や短所だと捉えていることでも、違う視点から改め直すと、長所や利点、プラスの面が見えるということですね。

 

ポジティブシンキングとの違い!!!

・ポジティブシンキング:前向きに物事を考える思考

・リフレーミング:「相手の立場に立ち、共感し、理解する」といったアプローチから始まる心理学

単純に前向き、積極的に考えるポジティブシンキングとは、異なります。

 

有名なたとえ話ですが、コップに半分の水が入っているときに、

A、まだ半分もある

B、もう半分しかない

事実は同じですが、どちらが幸せかというとAですよね?

このように、物事のポジティブな面に光を当てることで見え方が変わり、より良い心の状態を作ることができます。

 

仕事でミスをした→貴重な経験ができた

・上司に怒られた →教えてもらった

・挨拶してくれない→考え事してたんだな

 

このように、リフレーミングすれば前向きにポジティブな気分になれませんか?

普段からリフレーミングを意識し、行うことによって、物事を様々な角度から解釈する力が高まり、柔軟なメンタルが養われるのです。

 

注意しておきたいのが、「すみません」の使い方です。

誤るときは仕方ないのですが、手伝ってもらった時や、親切にしてもらった時でも、自信のない人が連発するのが「すみません」です。

これを、「ありがとう」にリフレーミングしてみましょう。

物事を前向きになれるだけでなく、周りの見る目も変わってくるはずです。

 

 

 

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